Garararara

一級機密のGararararaのネタバレレビュー・内容・結末

一級機密(2016年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

韓国の軍にまつわる闇
官民一体(マスコミ含む)の不正
告発してもいやがらせや機密漏洩で処罰される
果たして韓国だけ?

“家族”…マフィアと同じ意味

「軍人は同じことを考え命令に服従する。上命下服が第一だ」…上が悪(間違ってる)、無能なら厳しい

「犠牲だ。大のためなら小を諦めるしかない」…自分たちの利益のためなのに?

この物語りは実話を元にしたフィクションです


F9墜落
カン大尉

ジョンスク…記者

チョン・イングク

パク・デイク…中尉、38期、
転出通知書
4月14日付で転出を命ずる
補職は、国防部 軍需本部 航空部品購買課 課長

妻キム・ヒギョンの名義で“貯蓄預金通帳”に経費…誘惑の予防策、50万ウォン、部長画作った慣例、1999/06/01、受け取りサイン、

ファン主任
ミラン

キム…技術上士

「あの頃よく耳にした言葉があります。“家族”、“我々は家族だ”。わたしもそう思いました。この一太刀は家族も同然だ。いや、家族同然ではなく本当の家族なんだと」「なのに家族を裏切るんですね」…何この記者?

カン・ヨンウ…操縦士
ミド精密の社長
「このように会うのは不適切だと思います」「正規ルートでは会えないので」
エアスター社のFCS-81325
ミド精密の性能検査→不合格
「どうせ賄賂を…」
「操縦士の命に関わるので私が頼んだんです」
国防研究所の設計図に合わせて設備→量産の段階で不合格
去年だけで2機墜落「視界不良と悪天候が原因では?」「信じるんですか?」「なら軍部がウソをついてると言うのか?軍を信用できなければ旅客機でも操縦しろ。パイロットの夢がかなうぞ」「侮辱しないでください。パク中領と同じです。国の為なら死ねます。どうかもう一度、検査しくてください」

F9出撃
機体に異常発生
操縦ハンドル異常→急降下
非常脱出不能
カン大尉重症

チュ大領…空軍参謀首席副官
ソ専務…エアスター社
クォン室長

フライトレコーダー…水深が深い所で回収困難「不幸中の幸いです」
管制塔の通信記録…確保して分析中→「外に漏れないよう保安を徹底しろ」「当たり前だ」
「クォン室長、筋書きは?」「操縦士の過失にしよう。どうせ助からない。“機体の老朽化”だと世論がうるさい。うまい言い訳を考える」「強烈なのをクォン室長が探してくれ」「人事記録に手を加えておいた。“訓連に不参加”や“品行に問題があった”など」「「よし。そこに肉付けすればいいな。整備士は口止めしてくれたな?」「整備士はまだ…」「えっ?やってないのか。前へ」ビンタしながら「何も?まだだと?分かってないな。売店へ飛ばされタバコを売るか?」「いいえ」「よく聞いてください。一歩間違えると終わりです。更新記録をもう一度確認し、操縦士のあら探しを。家族関係からどこで飲みどこで“やる”かまでな。ファン主任派マスコミに手を回せ。問題は時間だ。先に嗅ぎつかれて騒がれたら大変だ。何としてもわれわれが先手を打つ。皆さん、走って」呆然として動けないデイク「どうした」「こ…これはどういうことだ」「分からないのか?」「軍人が負傷した」「しっかりしろ。困った奴だな。セキニンを取らされるのはだれだと思う。お前だぞ。お前の肩書きは?航空部品販売課の課長パク・デイク。尻拭いしてやってるのにのんきなもんだ。さっきの会議で決まった筋書きだが、お前の名前で出すから決裁しろ。いいな」

「私は何も言ってない。信じてるぞ。家族だろ?」
「意識は戻らないようです。今日打ち上げを行います」「ナム室長、口コミは慎め」「はい。気をつけます」「戸惑ってるはずだ。パクを見張れ」
チョジュン日報のチョン
「私たちは確かに家族でした。同じ腹から出た人でなし」

あこがれの会合
エアスター社の女性キャサリン?

エアスター社サイト内検索で FCS-81325 ヒットなし(中核部品なのに)
→電話確認「生産中止、5年前に生産ライン止め」
部品420倍の価格

カン大尉のスクラップブックの記録
チョン法務官

「もう一歩踏み出したら後戻りできません」

「リベートをプールする“裏口”があるはず」
キム・ドシク
セラナ金庫 龍山(ヨンサン)
家族名義

軍需本部 航空部品購買課へ軍検察の強制家宅捜索

「9時のニュースに出そう」
ナム室長「電話を貸してください」→放送局に圧力?
意気消沈「念のために監修を頼んだ」「監修?」チョジュン日報のチョン「放送はいつだ?」「今夜9時だ」

デイク妻ヒギョンに商品券
ニュースにチョジュン日報のチョン
→デイクに責任なすりつけ

部長「マフィアが生き残ってきた秘けつは何だと思う。仁義?とんでもない。裏切り者への制裁だ」
“勾留状”
「シウォンは小学生だな。出所する頃には30歳になっている」「私はただ事故の再発を防ぎたかっただけです。服務規則に沿って…」「服務規則は大事だ。だが軍人の基本を知らないのか?軍人は同じことを考え命令に服従する。上命下服が第一だ」「仲間の軍人を、死なせる命令でも?」「犠牲だ。大のためなら小を諦めるしかない。それかわ組織のためであり軍人精神で正義だ」
映像「マヌケな奴だ」「あれで匿名のつもりか?曲がりなりにも将校だろ?あんな小娘に踊らされるとは」「カメラはないと…」「言い訳するな、チャンスをやる」“勾留状”を破く部長

「勘違いしてた。あなたたちは真実など眼中になかった。特ダネ賞をもらつて昇進するのが目的だろ。
だからこっそり撮影して身元をバラした」「撮影すると言ったら、許可しました?」
デイクを起訴しないのは連中もやましいから「諦めたら負けです。負けていいんですか?カン・ヨンウは?彼はどうなります?」「私の前で二度と枯野名前を出すな。たとえ負けるとしても、私のためやり方で闘う」

ジョンスクのカモフラージュが不倫扱い
シウォン…学校でいじめ、校長は転校しないと退学に

♪笑ってるのか? 裏切り者め 後悔するぞ 干されるだろう きっと始末される コテンパンにやられるさ 干される…
「電話は使用禁止です」
ノートにデイクの行動を記録

家へ脅迫電話と無言電話「もう我慢の限界だわ」
“シウォンと実家に行ってる”

部品の使い回し…廃品に新しいラベルを貼って新品納品

夜の駐車場で襲われ警告

“緊急転出命令書”
1999,11,08
体育部隊へ転出を命ずる

カン大尉死亡
“誓約書”…国防省から、署名しないと国立墓地に埋葬されず補償も特進もなし、沈黙なら店を持てる、名誉も回復「つらくてたまりません」

エアスター社の贈賄リスト
ジョンスクに電話→顔出し出告発提案

「“将軍の奥様”は諦めたけど、あなたの妻というプライドはある。どうせやるなら、しっかりね。私とシウォンは心配ないわ」「パパ。ママが何て言ったと思う。パパはバカな軍人だけど一番勇敢な軍人だって」首にかけてたホイッスルをデイクに渡す“パク・シウォン”の名入り

踏み込んだ向かいのホテルの窓に“ご試聴お願いします”のメモ
部長に電話「最後のチャンスです。罪を認めてください」

自分をおとりにして録画済みの映像を流す
部長のエアスター社との資料共有の証言も直接録画

1997年 航空機部品の不正納入を暴いたパク軍属は不等な扱いを受け退職
2002年 戦闘機の導入過程に疑問を呈したチョ大領は機密漏洩の罪で有罪となった
2009年 テレビに出演し、不正を告発したキム小領は別の部隊へ転出させられ間もなく除隊した

「戦闘機を修理する業者が不正を働いて将兵の命を危険にさらし450億ウォンも着服しました」
「軍ヘリがずさんな整備を受けてきました。4月に2機が墜落し操縦士4人が死亡したのは…」
「選定過程で風情が確認されました」
「300人の死者を出したセウォル号惨事。政府は救助と探索のために救難艦を送ろうとしましたが実現しませんでした。なぜなら甲斐郡大領2人が必要な装備の性能基準を十斎日大幅に下げたからです。その結果大惨事ではむようの長物となりました」

本作が遺作となった故ホン・ギホン監督に、哀悼の意を表します

20231214-15-15 1136
Garararara

Garararara