評判に違わず最高の映画だった
ホラー映画の枠に収まらないホラー映画
呪いとか幽霊とかよりも
人間とか社会とか時代とかそういうものの中にあるくだらない「きまりごと」とか「意識」とか「慣習」の方が数倍恐ろしいと感じてしまう
「人間」の惨めさと愚かさを痛感させられる前半が地獄
他人から見たら自分の家族もこういう風に映るのかもとか
こんな風には生きたくないけど気づかないうちにそう振る舞ってしまってるかもとか
そういうリアルさにやられる
日本中の霊媒師による大除霊祭が始まる後半が胸熱
あの柴田理恵が
あの感動ものバラエティで大泣きするだけのイメージがある柴田理恵が誰よりも光って見える
神主さんとか女子高生とかおばちゃんたちとか
どこにでもいるような人たちが
実は霊媒師でした展開も最高
うまくは言えないけど
ここ最近で見た邦画で1番見てよかったと思いました
ホラーだと思わず
楽しんで見てほしい作品