椎名一霤

来るの椎名一霤のネタバレレビュー・内容・結末

来る(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

結局誰が真打ちたったのだ…もっとずっとライトで軽いノリのやつだと思ってたので見応えがすごい。松たか子が特にハイレベル。真面目に怖いので、手放しで人に勧めるのは無責任かと思われる。柴田理恵の再登場で「生きとったんか!」となる。松たか子が何かを祓うにあたってあらゆる手を使うっていう設定も良かった。神職も坊さんもイタコもデジタル機器使いも、全部居る。なんなら除菌スプレーも使う。ここまでくると清々しいと思えたし、逆にかなり凝っているのが知らないながらもしっかり伝わるし、敵(?)の正体も名前も出ないのに強さもよく分かる。とにかく設定がよい。素晴らしい作品でした。

あと小松菜奈の顔が好きすぎる。ベリーショートの小松菜奈とか、所謂「俺得」ってやつです。