うちむら

5時から7時までのクレオのうちむらのネタバレレビュー・内容・結末

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

5時から7時まで2時間のクレオの動きそのままから、生きてる!生の躍動そして喜びが見えてくる。
街も木々も人々も気まぐれクレオもみんな生きてる。

死の恐怖にありながらも、帽子欲しくなったり、公園で踊ってみたり、怒ったり…クルクル変わるクレオの気持ちも生きてる。

ただ歩く、人とすれ違う、人と話す、バスに乗る、そこから見える街並み、木々…当たり前に思えることも生きてるからこそ。
パリの街の雑多な感じ、バスのシーン、友達が階段で手を振るシーン好きだな。心がフワッとした。春にピッタリな映画。
うちむら

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