2021年38作目。
WOWOW録り溜め映画から、時間的に観られそうだったのでチョイス。
前情報ゼロで観始める。
制作は吉本なのね。主演は岡田将生くん。偶然だが最近観る作品に頻繁に出てくる何気に売れっ子さん。
主演とその周りのメインキャスト達は皆さん豪華だし演技も安心して観られる人達だったのと、前に観た吉本映画の『女の機嫌の直し方』は面白かったので、期待値高めでスタート。
んー、
なんだかいいお話なんだけど、イマイチ入ってこない。映画としての作り方が巧くない。
特に残念だったのは、ライブシーン。
音と演奏が全く合っておらず、偽物感しかなかった。ベース音あるのに弾いてる人はいない。あそこが本当の演奏であったなら、まだ感動出来たかもしれない。
あと、ご両親がめっちゃくちゃ優しいのに息子が無駄に反抗的すぎて、オーバーディレクション。そういうのが鉄拳らしさなのかもしれない。原作のパラパラアニメーションで観た方が感動するのかも。
本当は可愛いはずの成海璃子さんも今作では敢えて可愛さが出ないように演出されているように感じ、勿体なかった。ご両親はとにかく良い人すぎて素敵すぎたが、最後の『ガンバレ』は泣くよりもちょっと笑ってしまった。
涙…0
