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ライトハウスのreifのネタバレレビュー・内容・結末

ライトハウス(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

恐いやつ。知らんもん、ウィレム・デフォーならば何でもいいという姿勢やもん。閉鎖空間に二人の男、外は嵐という、低予算におあつらえむきのシチュエーション・サイコスリラーでした。灯台のセットはなかなか凝っていて迫力があった。うー、るー、さー、いー、のね、灯台…。豚小屋と罵るよりは小綺麗に見えたが。労働がただ苦役なのは悲しい。肉体労働者に見えない体軸のブレ。船の中の船員さんの生活を覗き見る、仲良くなければいけないし、イザコザするし酒飲むし踊るし。そうやって暮らすんだな。老(デフォー)が二回くらい長台詞をやる、いいね。見せどころ! 若(くもない)は役者冥利で目が強くてよかった。そう、このシチュエーションは演技力が剥き出しになる舞台装置です。見応えある。話としてはクラシックの領域で、それを真剣にやることに価値があるんだ、たぶんな。恐いけどな…
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