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2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危のYSKのレビュー・感想・評価

1.2
2ちゃんねるの恐らくオカ板か何かに書き込まれた呪いの屋敷に肝試しで向かったところ…というお話

導入としてのそれ自体はともかくとして、2ちゃんである意義が非常に薄くて笑いました
そもそも呪われているのは2ちゃんではありませんし、それよりも「写真を撮ると自動的に2ちゃんねるに書き込まれるカメラアプリ」のほうがよっぽど恐怖で呪われていると思うのですがどうでしょう、ここはお前の日記帳じゃねえんだ!

主人公が勤める不動産屋で、山本さんが電話に出なかったのも謎だし主人公がとった電話も謎だし山本さんの声で部屋に呼び出されたのも謎だし主人公がその部屋のことを知らないのも謎だし、一言一句一挙手一投足の全てに整合性というものがとれていないのがむしろ芸術的ですらあります
主人公の演技力のなさは芸術だし目をくりぬかれた人にハンカチをあてて見つめる演出も芸術、全ての責任としわ寄せを集められた山本さんの設定も芸術、真っ当な神経と常識を持っていたらここまで芸術的な作品に仕上がらないことは確定的に明らかですからね、爆発しろ!
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