タミキーリ

ティートとエイリアンのタミキーリのレビュー・感想・評価

ティートとエイリアン(2017年製作の映画)
3.5
エリア51の近くで、アメリカ政府関連の研究をしている科学者のビオンディの元に、兄の子ども2人がやってくる。
兄は亡くなったばかりだった。

広大なネバダ砂漠で、連日ソファに寝転んで宇宙からの音を待っているだけだった彼の生活が、姪と甥がやってきたせいで一変する。

父の声を聞きたい甥。
妻の声を「もう一度」聞きたいビオンディ。

状況が好転しようとした時のタイミングで、邪魔が入るのもお約束。
実際アメリカでのロケも行なっていふ様だが、全体的にチープさが漂う。
もしかしたら、これも狙いなのかもしれないが。
SFとも、ファンタジーとも取れる中間のふんわり。
クライマックスは、ちょっと「未知との遭遇」を思わせる演出あり。

子どもが可愛い。
そして、ビオンディのことを世話やくステラ役は、クレマンス・ポエジー。
「The Tunnel」の警部エリーゼ役ですね。