きりん

24のきりんのレビュー・感想・評価

24(2016年製作の映画)
4.3
腕時計型のタイムマシンを発明した時計職人。その腕時計を巡って親子二代に渡る壮絶な物語⌚️


インド映画のタイムトラベルものなんだけどめちゃくちゃ面白かったぁ🇮🇳✨

・大発明をする時計職人セードゥラーマン
・時計を奪おうとする双子の弟アートレーヤ
・時計職人の息子マニ(主人公)

この三役をスーリヤが全て演じており、姿は同じだけど別人として演じ分けてるのが素晴らしかった👏🏻どこを向いてもスーリヤでそれだけでもちょっとウケます笑

時計型タイムマシン発明のプロローグを経て、物語は息子マニが成長した26年後へと移る。マニは血の繋がりのない育ての母と暮らしていた。運命と言うべきか、26年間人の目に触れなかった腕時計がマニの腕へと装着される事となり大きく歯車が動き出す⚙️

とは言っても前半は腕時計がタイムマシンであることに気付き、一目惚れした女性を振り向かせようとするおバカ恋愛模様ww
雨の日に時を止める描写がめちゃくちゃ美しかった☔️

いくら手軽にタイムトラベルしたり、時間を止めることが出来ると言っても時計乱用がまじでウケる🤣主人公とは思えない姑息なやり口で全く共感はできないwwあまりに姑息過ぎてワロてまうやろww

しかしこんなおバカなのもインターミッション前まで!

26年前、時計を奪うことに失敗した父親の弟の存在により衝撃の急展開!突然のグロ~🩸😱

後半からは26年前の出来事に対して、育ての親と共に対峙する展開。前半とのギャップが半端ない🥺あのおバカ恋愛どこ行ったんや笑

ヴィランであるアートレーヤも頭良く、時計を奪うための先読みが凄い!
主人公マニも時計の使い方に仕掛けがあって相手を欺くための先読みが凄い!

タイムトラベル合戦といった感じで新たなバトルの形を見たわ⌚️サスペンスフルな展開はドキドキが止まらない!
ちなみにタイトルの『24』の意味も途中でわかりそれがより物語を面白くしてた🤣

序盤に張られた伏線を回収する終盤も見事で、エンタメ性優れた脚本の素晴らしさに脱帽だわ🤣
壮絶な覚悟と人生は涙無くしては観れない😭泣いてはないけど🙄

タイムパラドックスなんて全く考える暇を与えないぐらい怒涛の展開に160分があっという間だった⏱ ̖́-‬

ただ 結局最後まで主人公マニの恋の姑息さだけは引っかかったんだけどね笑(いい意味で)
きりん

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