おだまき

エスケープ・ルームのおだまきのレビュー・感想・評価

エスケープ・ルーム(2017年製作の映画)
2.0
恋人の誕生日プレゼントに密かに流行している脱出ゲームのチケットを準備したヒロイン。彼女は恋人を含め、友人達と脱出ゲームに挑戦するが···。


全体的に理不尽で、最後まで観ても伏線が回収されずスッキリしない感じ。



ゲーム参加者にも視聴者にも不親切な印象。
時計の謎や排気管でのスフィンクスの謎など、問題や解決のヒントが一瞬しか映らないので、観ていても謎解きに参加出来ないのが残念でした。

ゲーム参加した登場人物に対しても、解答を間違えた場合のペナルティの有無、トラップは即死タイプか四肢切断レベルかなどの説明がないため、どのくらいの本気度で挑むか分かりにくかったです。クリアしたところで賞金があるわけでもないし。むしろ謎を解こうとした人の方が大変な目に合っている気がする···。タイムオーバーになった時のペナルティも最後まで説明されなかったので、案外制限時間まで何もしないのが最適解だったりして。


大金を払って、知人を巻き込みデスゲームに参加する設定は今までになくて新鮮でした。ヒロイン、もうちょっと事前に情報収集しよう!?


2019年製作アダム·ロビテル監督の同タイトル「エスケープルーム」の方が謎解きやゲーム参加者の誘導が上手いため、お薦めです。


2021-109
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