オースティン

ジュディ 虹の彼方にのオースティンのレビュー・感想・評価

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)
3.8
正直、観ていて苦しくなる作品だ。
ポスター写真から感じる華やかさはほとんど感じなかった。
が、その分、説得力は非常に高い。

「そんなことは起こらないだろう」と思うことは一度もなかった。
とても一貫性のある辛い物語だ。

全体的に暗さを感じるイギリスっぽい作品だが、そこに混沌を生み出しているのが、キャストの演技である。
とにかくレネー・ゼルウィガーの演技が凄い。これは演技なのかと思うくらいにはまっていたし、入っていたように思う。歌も素晴らしい。

万人におすすめはしないが、観て損はない作品だ。