「皇帝ペンギン」続編。
前作では両親の出会うところから子育てを描いていましたが、今作は産卵後から子ペンギンの成長が描かれます。
前作のような擬人化がなく、ナレーションのみ。
皇帝ペンギンの子育てって何度みても「すごい」という言葉がいちばんしっくりきます。
父親ペンギンがうまく卵を暖められないシーンは前作にもあったけど、本当に切ない…
驚いたのは、母親が先に子どものもとから去るということ。そして父親とも離れて、泳ぎ方もご飯の捕り方も海にある危険のことも、何も教えられないまま海に入っていくってすごいことだと思います。
ペンギンが何をどう考えているかわからないけど、自分だとしたら本当に怖い。
本人(本ペンギン…?)からすると恐怖との闘いなので全く笑い事じゃないんですが、3日間海に飛び込めないで躊躇してるのすんごく可愛いです。笑
皇帝ペンギンじゃないけど、アデリーペンギンが大人手前の子ペンギンを追いかけ回してツンツンしてる「オイッ!オマエッ!」感がめちゃくちゃ好きです。どっちも可愛い。だめだ、可愛い。