わしかずまの中の人

恋のクレイジーロードのわしかずまの中の人のレビュー・感想・評価

恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)
4.0

【あらすじ】
静かな田舎の一本道を走るバス。
乗り込んできた、シャベルを抱えた不気味な女装男は殺人鬼だった。
さっそく乗客の一人の頭を叩き潰した女装男は運転手に言い放つ ・・・。
「とめたらアカン。赤信号でもレッツラゴーや」
「うちな、チューヤンに一目惚れして、キチガイになってもうたわ!」
強引にチューヤと結ばれようとする女装男。
乗客たちを巻き込み、バスの中は阿鼻叫喚の地獄絵図となりながら走り続ける。
果たしてこの恋のクレイジーロードの行先やいかに!?



👇以下、ネタバレ含みます👇
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【所感】
いや、草。
殺人鬼さん、シャベルの扱いうますぎませんか?
なかなか斬新な展開でバスジャックをするのだけれども、そもそもバスジャックする必要があったのだろうか?
まあ、そんなことは愚問か🙄
シャベル掲げるところとか、おもいっきりレザーフェイス😂
最後、落ち武者みたいな髪型になってるしw

しかし、ここまでクレイジーな三角関係って他にあるのだろうか?
トランクの中身もなかなかクレイジーな気がしたし、掘ればどんどんディープな沼にはまりそうな魅力があった。

【まとめ】
内容はタイトル通りクレイジーだけど、ショートフィルムの強みを生かして、コンパクトにまとめている印象。
主な舞台はバスの中という、ワンシチュエーションも上手く活用。
白石監督の長編リブート作、「恋するけだもの」もぜひ鑑賞したいですね😊