仮面の大使

アラジンの仮面の大使のレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.4
 願いを叶える映画。

 貧しくも優しい心を持つアラジン(メナ・マスード)。ある日、彼は王宮の外にあこがれるジャスミン王女(ナオミ・スコット)に出会い、恋をする。ランプの魔人ジーニー(ウィル・スミス)の力を借り、偽物の王子になったアラジン。果たして彼は願いを叶えることができるのか・・・

 金曜ロードショーにて鑑賞。劇場を含めて3回目の鑑賞になりますが、最高のエンタメ作品で大好きな映画です。

 魔法の絨毯に乗ってジャスミンとアラジンが旅をするシーンでの風景などの映像やアラン・メンケン氏の音楽が最高。特にジャスミンが歌う「スピーチレス」は彼女の力強い歌声も相まって素晴らしい曲になっていました。

 この作品を語る上で外せないのがランプの魔人ジーニー。彼が出てきてからが楽しくて仕方ない。洞窟の中での「フレンド・ライク・ミー」から豪華絢爛なパレードが見れる「アリ王子のお通り」までのジーニーが特に最高。山寺宏一の声の演技も素晴らしい。

 アラジンが最後に言った願いにグッと来ます。財宝とかに目がくらんだり、王子と偽ってジャスミンの気を引こうとしたりしてたけど、アラジンの根は優しさであふれている。幸せになってほしいものです。


 

 
仮面の大使

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