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七つの会議のパウアーのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
3.9
近年,ドラマと映画版の製作が連発している池井戸潤の原作を豪華キャストで映像化。

原作は読んだことないですが始めから最後までテンポよくあっという間だった。

サラリーマンの父親の話を聞いたり,姿を見ていると1つの組織という物に属するという大変さは感じます。きっと今作に通じる日常があるんだと。

今作は社会派ドラマとしてもサスペンスとしても見応えがあり, そこに俳優陣の演技が加わり最高の物になってる。
製作にTBSが絡んでる為に下町や半沢,陸王などにも出演の豪華キャストが少しだけの出番であっても次から次へと登場。

大好きな萬斎さんの演技は癖がある為に好き嫌いあるとは思いますが,色んな顔を魅せてくれ,オリラジの藤森を目の前で怒鳴るシーンなどホント迫力あり,ずっーと魅了されっぱなしの2時間。また仕事から離れ,父親・夫という面を魅せる時の姿も良い。

そして香川さんのさすがの迫力とミッチーと朝倉あきさんのコンビも凄く良かった。

序盤からの謎などがストーリーが進むにつれて明かされ,二転三転する脚本も見事だし,自分も騙されてしまったぐらいに楽しく面白くエンドロールも含めて考えさせられる作品だった。

終盤ではこれまた大好きな俳優さんが登場したり社会派作品としてだけじゃなく豪華俳優陣を見れるエンタメ作品としても楽しめる映画になってる。

とりあえず観賞後はドーナツ🍩食いたくなるね笑
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