ノラネコの呑んで観るシネマ

僕の彼女は魔法使いのノラネコの呑んで観るシネマのレビュー・感想・評価

僕の彼女は魔法使い(2019年製作の映画)
2.6
安定の幸福の科学クオリティ。
友達以上恋人未満の高校生カップルの前に、突然白の魔女が現れて超ぶりっ子演技で彼氏を強奪。
あんたこの時点で奪ってるやん。黒いやんw
その後は白の魔女を狙う黒の魔法使いとの戦いとか、色々あって最後は神と一体になった愛が勝つ。
大川総裁はあんな沢山本出してるのに、面白い物語は作れないんだな。
彼の原案を元にチームで脚本作ってるみたいだが、あちこちで破綻しまくり突っ込みどころ満載。
プロット構成のイロハが出来てない。
お金はあるんだから、ちゃんとしたプロに書いてもらえばいいのに。
何よりキャラクターに魅力がなく、感情移入を阻まれる。
元清水富美加をしても、あそこまで幼稚なキャラ造形ではどうしようもない。
宗教映画だから最終的に教義に持ってくのは良いとして、物語の入り口はもっと普遍的にしないとお客さん作品に入れないよ。
単なる総裁の趣味なら、これでもいいんだろうけど。