怒りを露わにしてはいけない
RBGの話し方は穏やかで少し小さめの声だ。
ひとつひとつの単語を丁寧に発音し、全ての単語を聞き手の耳に残そうとするかのようにゆっくりと話す。
マイノリティに寄り添い、「当たり前だ」とされていることも一度立ち止まって考える「反対、少数派」のRBG。
とにかく勤勉で愛情深く、誠実な人だと伝わってくる。でも料理だけは全くダメという親近感がわくところも。
何よりもRBGがRBGとして活躍するために不可欠な要素は夫君マーティン。割れ鍋に綴じ蓋というか、彼こそがRBGを上回る真のバランサーというか実に柔軟でブレない思考の人だと感じた。
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