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おとなの恋は、まわり道のムックのレビュー・感想・評価

おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)
3.0
しょーもない些細なことでグダグダ突っかかるリンジー(ウィノナ・ライダー)と屁理屈こねるフランク(キアヌ)のうんざりする会話を楽しむ作品。

会話のテンポや内容に反した間に挟まるほのぼのとした場面展開、好き。
3歩進んで2歩下がるような少しずつ近づいていく2人の距離感、面白かったです。

会話はほぼ愚痴。
意味があるのかないのか分からない理屈や持論を展開する2人がお互いを知る内に、だんだん希望のようなものが見え、手を伸ばしたいけど傷つくのが怖くて素直になれない様子にニヤニヤしてしまいました。

何より…えー!そこで!?な展開と、ロマンチックな雰囲気皆無のシーンには笑いました。
キアヌの雄叫び。笑

ラストはあんなに喋りまくってたのに対照的な終わり方で可愛い。
もう少しウィノナの可愛い表情が見れたら良かったな。
終始キツい表情で残念でした。
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