め

ランガスタラムのめのネタバレレビュー・内容・結末

ランガスタラム(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

批判しますね

主人公がモラハラDVクズ男すぎて最初から最後まで一瞬たりとも好きになれなかった。ラクシュミはなんで彼に惚れたの?本当に意味がわかんないし、あの程度の恋愛要素なら兄弟愛と腐敗政治への抵抗って主題に振り切ったほうが良かったんじゃない?
プレジデントの最期も、人々から散々搾取していたこと所以の制裁っていうより対抗馬を殺したから殺し返されたみたいな描き方になっちゃっててなんだかなあ…しかもそれで「悪は倒したから未来は自分たちで切りひらこう!」的エンドなら勧善懲悪の話の流れとしてはわかるんだけど、結局それで新プレジデントになるのが「わたしなんかがこんな役目…」みたいなこと言ってる(おまけに夫が殺されたという理由があったとはいえプレジデントに抵抗することを渋ってた)人でいいんだ…って感じだよね まだ主人公が俺が兄の意志を継ぐんだ!って奮起してくれたほうが良くなかった?(それはそれで問題あるけど あいつが人々の上に立ったら村終了すると思うし)
先生が兄殺しの犯人だったってオチは割と好きだな、主人公が2年も先生の面倒を熱心に見てた理由もかなり執念深くてモラハラDVクズ男のキャラクターが上手く活きてたなって感じがした。
でも先生が兄を殺したかった理由、むかつくなあ〜!プレジデントの腐敗政治への制裁をなあなあに終わらせといて最後の最後に身分差ゆえの対立構造持ち出してくるの、鼻につくなあ〜!

歌やダンスは良かったよ。見てて楽しかった。でもそんだけ。上映終わりに拍手が起こったけど、わたしは拍手できませんでした。ごめんね
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