このレビューはネタバレを含みます
研究施設から逃げ出したジャユンは酪農家の老夫婦に引き取られて養女となる。
両親の具合も悪いし景気も悪いので友達の勧めで賞金目的にTVオーディション番組に出る。
その番組を見られてジャユンを探していた研究所の面々に拘束されるも、実は病気の進行を止める薬を手に入れるためにジャユンによって初めから計画されていたことだった。
薬を打たれて覚醒して研究所の面々を皆殺しにし、更に薬を手にいれるため本部を目指す。
アメコミ映画っぽい。ダークヒーローもの。
研究施設から異能力を持った孤児が逃げ出して森のなかをダッシュ。『アークザラッド２』を思い出す。友達を見ながら『コナン』の園子を思い出す。
少年漫画ではやり尽くされた感のある王道展開であり、映画でも『エージェント・ウルトラ』など似た作品も多いながら丁寧に作られていて好印象。
登場人物が多いけれど個性がしっかりしていて混乱せずにさらっと見られた。
ジャユンが記憶喪失ではなかった展開後もう一捻りほしかった。ライバル視していた青年が幼少期にジャユン脱走の手助けしてた等の展開を期待してた。『アークザラッド２』に引っ張られすぎ？
続編ありきのつくりだと知らずに見たのでラストの印象は悪い。
異能力バトルだと思っていたら、肉弾戦が多くて戸惑う。後半に集中したアクション。
そこまで歌が上手いようには聞こえず。
血で汚れた手の平を女の髪で拭うクズ男。
