真夏の夜の悪夢の様な作品。
セリフは一言もない。
女の人が追われている映像から始まり、プツッと切れたと思ったら、プールサイドに横たわっている菅田将暉くん。
それが、話が進むとまたプツッと暗転して再びプールサイドに横たわっている菅田将暉くんの姿。
何度も何度も何をしてもバッドエンドに繋がる。タイムリープしているのか、パラレルワールドなのか、始まりはいつもプールサイド。
この作品、タコが頭に乗っていたり、ガラス瓶でおもむろにスイカを割ったり、グロテスクとも言えるような気持ち悪いシーンが多いのだが、気持ち悪さとセクシーは紙一重だなと思った。
また、何通りにも考察ができるけど、答えはなくて、謎に満ちている。
この作品を見終わってしばらくは過呼吸になりそうなほど動悸息切れがした。
これほど衝撃を与えてくる俳優としての菅田将暉くんを改めてすごいと思ったし、さすが、とも思った。
ただ、本当に見た後のショックがでかいので、二度と見たくない、、、、ああでもやっぱり怖いもの見たさで見たい、、、、そんな気持ちに揺れる作品。
