製作国が日本ってなってるけど、噓でしょ? ドイツでしょ、どう考えても。
そして、何で『ガン・ドッグ』なんてよくわからない邦題にしたのか。原題がなぜ『ホット・ドッグ』なのかは映画を観ればわかるのだし、意味のあるタイトルをわざわざ意味のないタイトルに変更する理由がわからん。
ま、それはさておき、本作はチョイと下品なネタもありのコメディアクション。なので好き嫌いははっきりと分かれそう。
凸凹コンビの滑稽さが見どころで、思わず笑ってしまうシーンもあるのだけれど、だんだんとテンションについていけなくなってしまった。
本作でテオを演じているマティアス・シュヴァイクホファーは、以前に鑑賞した『沈黙のレジスタンス ~ユダヤ孤児を救った芸術家~』の冷酷なナチス将校役のイメージが強かったので、本作のコミカル演技にはすごく違和感を覚えた。まあ、それだけ演技の幅の広い、すごい俳優だということですな。ケツ出してるし。なんか、トム・ヒドルストンと竹原慎二を足して2で割ったような顔立ち。
エンドロールにおまけ映像あり。