”僕なにかヘンなことした？”
”過去の自分を殺すんだ”
”新しい自分になるために”
”誰がレジーなんかに金を出す？”
”みんなエルトンを見に来てる”
エルトン・ジョンの映画。
個人的にはエルトン・ジョンはあんまり聴いたことないし知らないしで、キングスマンに出てきた派手なおっさんというイメージでしかなかった。けどめちゃくちゃ楽しく観れた。
ミュージカルの演出が凄い良かったし、ミュージカルという表現の使い方が上手かった。
あと始まり方と終わり方が綺麗に繋がるとこも上手かった。
話はやっぱり売れっ子の孤独みたいなのが描かれる訳だけど、その描き方がミュージカルなのが本当に面白かった。
なんというか、主観的なミュージカルというか。
どんどん売れていき衣装も派手になっていく中で内面こそ孤独になっていくこの逆な感じが面白い。だからあの始まり方は面食らったし、翼と、角と、どんどんガワを剥いでいって自分の内面と向き合い始める展開がアツかった。
最後のミュージカルシーンは本当に凄いと思う。よく繋げたなと思う。凄いアイデア。
そしてタイトルにもなってるロケットマン、1人で宇宙に飛び立った孤独な男は見事に着地する。
そうとも、彼はまだ立っている。
タロン歌うんま
似てるし
下積み時代のとこが好きかも
なんか実話とか伝記タイプの映画で本人の現在が最後に解説されるやつ好き
ミュージカル映画で結構好きな方の作品かも
言っちゃ悪いけど同性愛者のミュージシャンって恋人に恵まれないパターンが多い気がする
始まり方と終わり方マジ好き
