ソビボル収容所から脱出したユダヤ人達の実話が元になっている作品
ホロコースト作品に興味があるなら観て損はないかと！
邦題はちょっと違和感があるかな
確かにホロコーストはヒトラーの政策で間違いないけど、作中でヒトラーが出てきたりヒトラーについて語られる訳ではないから
原題がソビボルなんだから、ソビボル収容所のことを広める意味でもそのまま使って欲しかったな(ワイは知らなかったので)
冒頭、いきなり連れてこられて仕事を割り振られた者と、できる仕事が無い者に振り分けられる。
できる仕事が無い者達はシラミ防止の名目で髪をザク切りにされ、シャワーと言われそのまま毒ガス室送りにされる
この後もドイツ軍による人の命を命とも思わないような悪行が続いていきます
人は国から言われた事を信じるとこうも残酷になり得るのかと心が痛い描写の連続です
逃げようとしても殺され、それには関係していなくても見せしめで無関係の者達が殺され
ドイツ軍の虫の居所が悪かったり無茶な要求に答えられないと容赦なく殺されていきます
サーシャをリーダーとして収容者達がドイツ軍に反撃し殺す描写にスッキリ清々とした気分になった自分にも自己嫌悪でした
ルカが小綺麗でなぜか収容所内をチョロチョロできているのがよくわからなかった
脱出シーンの地雷が怖かった
ラストの文章に驚きました
