Nella

夢の涯てまでものNellaのネタバレレビュー・内容・結末

夢の涯てまでも(1991年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

東京都写真美術館で4Kレストア版を上映しているらしい。3月1日までとの事で絶対行けない気がするが、まあBlu-rayも出てるし買えばいいか…。ほんと東京に住んでないとこういう催しに気が付かないし、サクッと気軽にも行けないよね。

ヴィム・ヴェンダースと言えば、「ベルリン、天使の詩」より「パリ、テキサス」よりこの作品なのだが、周囲の人に話しても誰も覚えていないので、長らく自分の妄想だと思っていた。ちゃんと存在してて良かった。

世紀末という事で、同じく世紀末に、他人の記憶を娯楽として楽しむ装置が開発されるというSF作品で「ストレンジ・デイズ」っていう似たような映画があるのだが、こっちはもっとぼんやりした風景のような作品だった。自分の見た夢の中毒になって廃人になる、という滅び方は、なんかいいなと思った記憶がある。まあ、他のことはあんまり覚えてないんだけどね。やはりもう一度スクリーンで見たいな。
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