勝沼悠

ある画家の数奇な運命の勝沼悠のレビュー・感想・評価

ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)
2.9
 著名な画家ゲルハルト・リヒターの半生を描く。

 リヒターの半生をナチスからドイツ分裂までの歴史と絡めて描いている。リヒターの人生はこうだったのかと思ってWiki見たら「映画化の条件は、人物の名前を変えて、何が事実か事実でないかは互いに絶対に明かさないこと」だそうで、まぁまだご存命の方だから色々難しそう。
 ナチスの罪や東ドイツの閉塞感と対比して自由な芸術が描かれる。しかい、リヒターの絵画ってもはや自由を通り越して意味不明に感じるのだが。。。これはやはりリヒター展に行ってみないと。
勝沼悠

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