アカデミー賞最多ノミネートのNetflix作品とのことで見てみました。
物語は白人の家の手伝いとして雇われているメキシコ人のクレオを中心に彼らの生活を描かれている。ちなみに全編でモノクロ。
別に見てて何か話しに盛り上がりがあるとかは一切ない。
ただただ彼らの生活をのぞいているような感覚。
別に何も面白いシーンはない。けど、なんか見ちゃう。的な感じで見ました。
監督の幼少期をもとに作ったらしいから当時のお手伝いさんに送るために作ったのかなって感じ。こんなことあったよね。的な。
でも、なんだかそこに見れる70?80?年代のメキシコにおける女性たちの立場の弱さだったり、まだまだ白人が優勢な社会だったり、経済格差だったり、と社会問題が描かれているような。
アメリカで銃で遊んだ後に、そこの森が山火事になる、なんていうかねぇ。。、銃社会への揶揄かなぁ。。。
とか思ったり、
まぁ、そんな社会問題を描写しつつ、最後に感じられたのは女性の強さと、家族の形。
男にそれぞれ捨てられた、身分も、バックグラウンドも違う二人の女性が家族になる。
家族に血すじなんて関係ない。支え合いとは何かを見た気がする。
見たところでテンションが上がったり、スッキリするような映画ではない。
話も別に面白くはない。けど、なんか、心があったまった