初期の「ラヂオの時間」「みんなのいえ」にハマって、見続けた三谷幸喜の映画。本作でもその世界観に浸れるか入り込んでみました。
話の内容は、発想が奇抜でテーマが政治でも見やすく分かりやすい。ちょい笑いのポイントをひとつひとつ加算していく、リラックスしてみれる作品。
中井貴一はこのぷぷっとする笑いを大量に生産できる役者さんだと思う。あたふたする動作が愛らしく微笑ましい。
小池栄子も佐藤浩一も、他の三谷ファミリーも好き。役所広司と戸田恵子を足してもよかったと思う。
官房長官があっさり辞任したところはもう二転三転あってもよかったかもしれない。
スナイパーを用意しろ！ってゴムパチンコやないかーい。なんて処も、軽い笑いにする三谷ワールドである。
家族そろって楽しい時間を過ごしたい時にお薦めする一品です。
