ゴロフキン

悪の偶像のゴロフキンのレビュー・感想・評価

悪の偶像(2017年製作の映画)
4.0
なんてったってソルギョング&チョンウヒですもの、個人的には絶対封切り初日観賞案件。見応えがあったのは間違い無いけど、ストーリーは難解でした。
チラシにも『リピーター割引実施決定』とか書かれてて、要は「一回じゃムリだから懲りずにまた観に来てね」という映画なんでしょうか。自分は無理でしたよ。

政治家の馬鹿息子がやらかした轢き逃げ事件の真相は、、という導入部分から、なんだか凄いとこまで話が動いていって終盤の方とかもう轢き逃げ事件のこととかどうでもよくなってくる。ソルギョングとハンソッキュの大御所二人の演技は本当に素晴らしいけど、その二人を完全に食って全部持っていってしまったのがチョンウヒでした。この人、今までにも印象に残る役をいっぱいやってるけど今回のキャラは別格の存在感。

それにしても朝鮮族ってどの映画でもそうだけど描かれ方が強烈、その辺りの知識が深かったらこの映画はもっと楽しめた。

難しいけど本当に2度3度見てもいいかも。と、シネマート新宿の回し者みたいなこと言っておきますね。










結局5回くらい見てようやく全容が見えてきたけど、分かり難さが半端ないと思う。序盤に出てきた水死体のおっちゃんのあの夜の行動とかある程度説明しとけばかなり難易度下がってたし、リョナの凄みもさらに増してたと思う。
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