冷たい雨も、爽やかな風も全てがあの人の愛のように包まれて、いつだって愛されていると実感する

助けられても何も返すことができないまま時が過ぎて、もしかするといつのまにか忘れてしまうかも。
切なさの中に確固たる愛がしっかりと海の中に広がって、水面は美しい輝きを取り戻してくれる。

紅い大魚というより紅いイルカの群れがとても幻想的で美しい、ジブリアニメーション(特に千と千尋の神隠し)に影響されたような雰囲気もあるが、真似しているというよりインスパイアされてそれを中国風にアレンジした雰囲気がある。
キャラクターの動きの滑らかさとか、表情なんかがもう少しあれば尚良かった点と
助けられてばかりいるヒロインなので成長物語というには乏しいし、感情移入しにくいという欠点を除けばその映像の色彩感覚は素晴らしいと思う。
千と千尋もそうだけど、
「神隠し」ってこんな感じなのかもしれないな、という想像力をこういう壮大なストーリーに載せて描いている作品は個人的に嫌いではないけれど、
Netflixにしかないのは残念だけど、日本にはジブリがあるから二番煎じのよつなこれはウケないのかも。

不思議な世界から、人間の世界へピンクのイルカになって現れる(*⃙⃘´꒳`*⃙⃘)✨
そこで、人間の仕掛ける網にかかり、苦しんでいるところへ人間の男の子が助けに来てくれる✩.*˚
彼女は助かったけれど…男の子は……

命を助けられた恩返しがしたくて、彼を生き返らせる努力をするっ!(;ﾟДﾟ)!

小魚を育てることで、彼が救えると聞き…
禁じられているが、隠れて育て始める。

それを幼なじみと一緒に隠しながら、どうにか育てて、彼を蘇らせようと努力する✨

映像がとっても綺麗(*⃙⃘´꒳`*⃙⃘)✨
世界観も私は好きだけどなぁ🎶

「捕まえてはならない魚がいる。」

それは、天のものだからです。長さは何千里にもなり、測れないほど大きい魚です。

自分たちは何者で、どこへ行くのか考える人はいず、人生は毎日の生活で過ぎていってしまいます。

ナレーターの主:チュンは、もう117才。
彼女はいまでも大きな魚が空から降ってくる夢を見るといいます。
人間でも神でもありませんが、天候などを司る者たちの一人でした。

人間でも神でもない、不思議な者たちの独特な世界観を持ったアニメーションです。

今日は成年式です。
これが終わると人間界に七日間だけ、彼らは行くのでした。
人間界には、自然の摂理を学ぶために行くのですが、人間には関わってはなりません。

チュンも16才になり成年式を受け、赤いイルカに変身して、人間界へ行くのでした。

チュンは自分のために命を落とした人間界の少年を助けるために、持っているのに一番美しい物を差し出さなくてはなりませんでした。チュンの一番美しい物とは、自分の眼だと言われます。

独特な世界観が面白いアニメーション映画でした。
龍の髭を持つ馬がクジラのように飛び跳ねたり、閻魔さまの煙草は足をもぎ取られたバッタです。

想像力の豊かで、奇想天外なストーリーです。
それが面白くて、一気に観てしまいます。

ですが、仏教の世界を知らないためか、分からないシーンも多く、壮大なストーリーですが、理解出来ず終わってしまった感がありました。

宮崎駿監督の千と千尋やもののけのようなティストを感じます。

「生きている人間は海を泳ぐ巨大な魚。」