岡山市街地にある、古民家カフェ「桃源郷」――。 若き店主・吉備桃太郎には、本人も半信半疑の秘密があった。それは彼が、あの伝説の《桃太郎》の転生体である、ということ。面倒見のよい桃太郎に惹かれるように、カフェ「桃源郷」には、ワケアリの人々が集まってくる。 押しかけ店員の犬養津与志は《犬》、常連客となった大学生・楽々森類は《猿》、ミステリアスな珠臣樹里は《雉》。さらには、《別の物語》にまつわる人物たちも現れて――。 そして・・・・・・桃太郎の幼なじみにして親友・大和尊との、時空を超えた因縁とは?
©岡山ヒロミ / 桃源郷ラビリンス ©️2019舞台「桃源郷ラビリンス」製作委員会