クモ怪人

マダムのおかしな晩餐会のクモ怪人のレビュー・感想・評価

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)
3.7
愛には嘘のスープをかけて、召し上がれ。このロマンチック・コメディが美味しすぎる。やっぱり嘘のスープが効いているのだろうか。

メイドが身分を隠し、セレブの晩餐会に出席する。酒を飲み過ぎてホラーになる。オッパイやお○ンチン、3段階の法則などお下劣な会話にハラドキする。

ロッシ・デ・パルマがメイドを貫禄たっぷりに演じる。強烈な個性で存在感を発揮する。肉感的なボディと鷲鼻で圧倒する。トニ・コレットが欲求不満のセレブ妻を演じる。セレブ役だけあって、とてもオシャレな服を着ているが、極めてゲスいキャラだ。

ほのぼのとしたロマコメだと思ったのに、ヒネリが効いていて面白い。社会的階級や差別をゲス黒く描いている。

メイドはシンデレラになれるのか?身分違いの恋の行方が気になって、気になってっ、バッキャローッ!
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