このレビューはネタバレを含みます
『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』と『カメジロー不屈の生涯』の2作を続けて鑑賞。
1作目をベースに亀次郎の人物像により詳細に迫ったドキュメンタリー。
1作目では国会議員になった経緯が描かれていなかったが、その辺りも深掘りされてた。
鑑賞後、不屈館も訪問。
当然新しく知る情報も多くためになった。
琉球政府発足式典の不起立は人民党の決議で決めたもので、個人的なヒロイックな行動ではなく合議制を重んじていた。
鹿児島時代の恩師は新聞で亀次郎の活躍を知り、同姓同名かと思いながら手紙を送った。
映画に収められなかった映像。沖縄民謡の亀次郎の歌を作った方の話。那覇市議となった妻との話。
本棚には亀次郎の書物が展示され、獄中で受け取った「戦争と平和」もあった。エスペラント語の教科書があったのも印象的。