Couperin

熱力学の法則のCouperinのレビュー・感想・評価

熱力学の法則(2018年製作の映画)
4.9
熱力学で恋愛模様を捉えた面白い視点の映画。


事の発端は偶然の4人の衝突。

・新しい事が好きな人
・物事の視点や景色を変えたいと思う人
・恋愛で拗らせた人
カップルだとお酒を飲みながら
これを見終わった頃にはおアツいSEXに展開する気が。

『物事は自分の望み通りにはいかず、
時を戻すことはできない』熱力学は日常にも起こりうると訴える天文学者。

そうなんだけど、じゃあ粒子のぶつかり合いの〝愛〟は熱力学で立証できるのかというのが全体のテーマかと感じる。

どんな理論や数式で人間の存在意義、愛、温感、感情の起伏とか、仮に数字建できたとしてももはや存在そのものの稀少性が高くてイニシアチブは生身のやつらで持ちたいなって。

そこらへんに落ちてる恋愛沙汰がシュールに因数分解されてるみたいで私は好きかも、まあそうだろ位の捉え方もいそう。
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