本当にごめんなさい、私には合いませんでした、この映画。
ジョーカーを毎度演じる役者が変わっている点から、それぞれの演技を楽しむという見方があるのかもしれないけど、今回は本当にダメでした。
もちろんホアキンの演技は文句なしに素晴らしかったです。
しかし、私の中でのジョーカーに人間らしさは要らなかった。弱い所は見たくなかった。生まれた時から他の誰よりも狂っていて、恐怖を与えるような存在であって欲しかった。
逆に、ジョーカーの人間らしさが垣間見えて面白かった、という感想もあるとは思うが。
きっとこの印象を抱いたきっかけは、ヒースが演じたジョーカーがあまりにもショッキングでかっこよすぎたせいもあると思う。最高にカッコいいジョーカーでいて欲しい気持ちは捨てられなかった。
ジョーカーというタイトルじゃなかったら、ジョーカーを主人公としていなかったら、そしたら楽しめたと思う作品。
最後に完全に私の意見ですが、世間での評価が高い映画に低評価を付けにくい風潮も良くないね、、、。
