笹坊

にっぽん昆虫記の笹坊のレビュー・感想・評価

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)
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いやーすごかった!
映画というか、彼女の半生を覗き見させてもらった感覚。
封建的なムラ社会怖って思ってたら東京はもっと怖くて、人間はもっと怖かった。とめみたいに、いつのまにかボスと同じ人生辿ってたという女も大勢いた(いる)んだろうなあ、、
お父ちゃんの出番は後半無いけど、終始存在感が凄かった。バスで10円の話ししてる時が一番良かったなあなんて思ってしまう。父と娘と3人で暮らすという目標があって。
裏切り裏切られ、皮肉な出来事で溢れる水商売とその周辺。つれえなあ。
笹坊

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