ちょいちょいツッコミたくなる箇所が散見されるけど、終わり方はイイ映画だと思いました。
（映画なので）序盤に起こる真実を知った上で、それぞれの登場人物の一つひとつの行動や、一つひとつの発言に対して、観客が持つ感じ方や考え方が結構分かれそうだなぁ〜と思いながら観ました。
真実（現実には、映画のようには真実を知り得ません）とはなにかということと、それとは別に第三者の立場で物事に向き合う場合どのように考えるべきなのかなぁ〜ということについて改めて考えてしまいます。「改めて」という意味はこの映画のようなケース、つまり当事者に根本的な発言能力が不足している場合など、確かにあり得るなぁ〜と言うことについてあまり考えなかったなぁ〜ということです。
日本の場合とかを考えると特に気が重くなります。そもそも日本の司法制度に恐ろしいほどの問題がある（少し調べればわかります）ことに加え、国民の多くはそれなりに公権力を信じ、マスコミなどの情報もまぁまぁ鵜呑みにして、且つそう言ったことに思考の時間を割くこともないので、例えばソックのような場合えげつないコトになるでしょう。
