東京国際映画祭2本目。
台湾の蘭嶼諸島の現地の人達を
演技指導して作られたこの映画。
子役のジョン君、おばあちゃん役のリーさんの
演技が素晴らしく、圧巻。
監督も凄い、よくもこんな人達を発掘したもんだ。
物語も離島の自然最高、伝統は守るべき、
的なありきたりな主張をするのではなく。
島の貧困と文化の継承の難しさ、
台湾との物理的、心理的距離を細やかに、
かつ情緒豊かに表現できている。
歌も踊りも見事なもので、楽しませてもらいました。
終わり方も好きですわ。
田舎でじいちゃんとばあちゃんと
庭の柿を一緒に収穫した、
あの秋を思い出しました。ありがとう。