れいつゆみつ

海だけが知っているのれいつゆみつのレビュー・感想・評価

海だけが知っている(2018年製作の映画)
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記録。
私は台湾に住んで25年目になるが、この島には行ったことがなかったので興味を持っていた。
島は観光地としても恐らくそれなりに人気があり、スキューバダイビングのお客さんも多い。民宿やカフェもありオンシーズンには「台湾」からのお客であふれる場所である。
この映画ではそういうこととは全く関係のない先住民の暮らしが描かれていて非常に興味深かった。
蘭嶼は私にとって「台湾の離島」という概念であるが、蘭嶼の人たちは「台湾は台湾、蘭嶼は蘭嶼であり台湾の一部ではない」という概念なのだろうと感じた。
日本語字幕なしで観賞した。中国語(国語=北京語)の部分は9割以上わかるが、先住民の言語は中国語字幕みないと全くわからなかった。
ひとつ気になったことは、小学校の教師がうさぎ跳(中国語では蛙跳び)を子供たちやらせるシーンがあるが、今の台湾でこれをやらせているのか気になる。うさぎ跳は膝に悪いしね。