このレビューはネタバレを含みます
ミステリーとしては面白味があったけど、久しぶりにキリスト教的な善悪ガッチガチ決めつけの世界観を観てお粗末な話だなと思ってしまった。
現実には、お父さんもお母さんも血の滲む努力と我慢をして生計を立てる道を選んだ人間なわけで。この話は、善悪を問い正すようで全然深掘りしないストーリーだった。
刑事?死神?役が鼻についた。お前は何様だよと思ってしまった。
ここまで私が腹立ってしまうのは、もともと私がこの価値観で生きてたのに、日本社会の事勿れ主義に打ちひしがれてしまったからだと思う。諸行無常で済ませたくない自分と、諸行無常を心得たい自分、まだまだ若いなと我ながら思う。いや、若いからなのか?年取っても訳分からないまま諦めるようになるだけじゃないのか?
どうやって生きよう。。。