アツいぜ!!
という一言ではさすがにあんまりなので、真面目なレビューを書こうと思う。
アツい火消し男ガロが活躍する映画。
相対するは、バーニッシュと呼ばれるミュータント。その中でも特にリオというアツい放火男とは、何かにつけて縁がある。
まさに好敵手と書いて友と読む、往年のアツい少年漫画的な関係である。
この映画をロボットアニメと分類するかはかなり微妙なラインだが、主役メカのビジュアルはまさにロボットアニメ的である。
最終的な乗機(? 扱い上は耐火服)の第一形態は壊滅的なまでにダサい。
主人公のガロは(ダサいから)うまく戦えないと言い出す始末。それでは勝てないので割と力業でカッコよくなる。
あと、勢いがすごい。キャラクターにせよストーリーにせよオブジェクトにせよ、それだけで観てよかったと思う。
ただ正直なところ、この作品は映画よりもテレビアニメ向きだったんじゃないだろうかと思った。
フラグを立てたそばから回収しすぎだ。それこそ、「勢い」なのだが。
最後に一言、アツいぜ!!