「助けを求めているだけです」
異様な落ち着き方…
虚飾なしの本音と表情…
今年1番の涙腺崩壊！
「バハールの涙」上映前の予告を見て
この声を聞かずにはいられないと思いました。
この世の地獄( ISISによる虐殺と性奴隷)から逃れてきた23歳のナディア。支援者ムラド氏と共にヤジディ教徒の代弁者となり表舞台に立っている。
"人権"を訴えるナディアに課せられた重い責任に胸が締めつけられます。辛い体験をさらけ出すようなシーンはなく、インタビューに真摯に対応する女の子が、スピーチの内容を確認し緊張し人の前で静かに話しをする…華奢なナディアが背負うモノの大きさが伝わるドキュメンタリーでした。
2018年ノーベル平和賞を受賞し国連親善大使となれど それがゴールではなく まだ捕らえられている被害者が解放され守られなくてはならない、ナディアの悲しみは癒えたわけではない・・・
そして難民キャンプの子ども達が夢や未来を語る日が早く来ますように！
