資本主義、利己主義、拝金主義に溺れる人々を批判的に描いたドキュメンタリー映画です。
ある物事を批判したり警鐘するドキュメンタリー映画は、監督の主張が一方的に描かれ、一方の側面しか見えないことが多いのであまり好きではないのです。
しかしこの作品はそれぞれの登場人物が自身の過去と今を写真や動画で振り返り、見つめ直す形式で映画が進んでいくので、監督によって作られたものでなく体験を通した思いが描かれていて面白かったです。
また監督自身も作品の中で自分を批判的に描いているという点も潔さが感じられ好感が持てました！
