Palak

ジェネレーション・ウェルスのPalakのレビュー・感想・評価

3.0
内容のショッキングさもさることながら、すごく上手く作られたドキュメンタリーだった。アメリカの超資本主義、マテリアリズムの狂気とそこから抜け落ちた価値観(主に人との関わり)を描きつつ、監督自身の個人的な問題(ワーカホリックによる家族との隔たり、その働き方や生き方がどう家族間で受け継がれてきたか)にフォーカスしていく。これを作ることが監督自身の償いというかリダンプションになっているのが、作品としても面白いし、いい意味でうまく制作というものを利用してるなと思った。
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