ときどき実写と勘違いする瞬間があるくらい、演奏を余すことなく見せてくれる。
でもコンサートとかでは伝わらないであろう息づかいまで感じるから、やっぱり映画だと思い出す。
演奏シーンがどれも素晴らしい。
特にオーケストラとの曲は3人のどれもステキな曲で、それだけでもおもしろかった。
私には到底わからないピアノの天才たちの頭の中をほんの少しだけ覗けたような気分になった。
あやとお母さんが雨だれや鳥の声など、世界は音楽で溢れてると、ピアノで身の回りの音たちを表現するシーンもステキ。
絶対音感ある人とかって、ブザーの音や作動音とかもドレミで聞こえてるらしいものね。
風間塵くんのとてもナチュラルな存在感が素敵だった。
平田満さんもすごいいい味出してます。