鮭茶漬け

私、オルガ・ヘプナロヴァーの鮭茶漬けのレビュー・感想・評価

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1973年のチェコ・スロバキアを舞台として同国最後の死刑囚を描いた作品
「私、オルガ・ヘプナロヴァーはお前たちに死刑を宣告する」

近代資本主義が生んだ魔物をロベール・ブレッソン的(「少女ムシェット」的)な禁欲的な技法で描く。
ラストカットの残酷さ。彼女の「宣告」は世界に何たる影響を及ぼしたか?

フィクションの残酷さの先に、人の資本主義的欲望が映る。
鮭茶漬け

鮭茶漬け