このレビューはネタバレを含みます
アーネストがとにかく駄目な男。
頭から最後までずっっっと駄目な男。
206分という長さは辛いとは思わない。どちらかというとアーネストにやきもきする辛さが上。
前半はとにかくモリーの悲痛な叫びに心を痛めるんだけど、モリーが伏せってからはアーネストがいつ覚醒するかを待ち望んでいた。
子供の死で覚醒するかと思いきやまたブレる。
ここまで来ると駄目すぎて少し好きになってしまい、重いシーンなのに笑ってしまった。
ヘイルはずっと胡散臭いんだけど、擦れてない人達はすぐに誑されてしまう怖さ。
こちらもカタルシスがある結末とは行かなかったのが辛いところ…。
ラストが好みの結果にならなかったから満点にはできないけど、すごい映画なのは間違いない。