このレビューはネタバレを含みます
タイトルがちょっとダサいが、更に問題がある。
「しあわせへのまわり道」という映画が存在することだ。
今作の数年前に撮られた映画だ。
映画のことを調べようとすると両方ヒットしてしまって、すごく不便。
こういうのはちゃんとして欲しい。
フレッド・ロジャースという実在の人物がホストを務める子供向け番組が重要な要素なのだが、当然自分は全く知らない。
フレッド・ロジャースと彼の番組を知らない人には魅力半減だ。
父親とうまくいっていない主人公がフレッドのお陰で仲直りするというストーリーだが、何か不自然。
妻子を置いて出て行った人間が死を前に謝ってきても、いまいち許す気になれない。
トム・ハンクスの子供番組の為に自分を律する役は見事だが、他のキャストが無名すぎる。
監督に至ってはWikipediaすらない。
何か残念。