さかい

キングスマン:ファースト・エージェントのさかいのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。1・2より好き
グロとか下品ネタとか別になくてもよかったと分かった。
少し毛色が変わって、シリーズファン的にはあくまでスピンオフという感じかもしれないが、もうオックスフォード公編で新シリーズでもいい
仲間2人も、名前だけ仰々しいモブ円卓どもと違ってキャラ立ってて頼れる仲間感ある。連携エレベーター斬りのシーンは秒でアガる!
いっそショーラが若きオックス公と出会って仕えるまでの話でも映画一本いける

そして主役チーム以上に人気ありそうなラスプーチンである。
リス・エヴァンスは、『ノッティングヒルの恋人』を今年の午前10時ではじめて観たので(鮮烈に)おぼえてた
まちがってもクリスエヴァンスではない。
怪演ぶりだけでなくアクションもかっこいい。ラスプーチン戦は本作一番の盛り上がり所
1作目はコイツ倒すまででよかったんじゃない…?とか思うほど
「SWにおけるダースモール」並の魅力と強さと存在感



ストーリーは…「歴史上の人が雑に闇の秘密結社」な世界観!
ヒトラーは映画ならもうどんな扱いでも許されてるが、レーニンあたりはアリかナシかちょっと自分には判断しかねる
西側陣営ウィルソンも自業自得の醜聞をキングスマンのおかげでもみ消してめでたしめでたしと、なかなか辛辣。
その点なんだかイギリスのジョージ国王は扱い的に守られてる気がするが…
近現代イギリスの悪辣ぶり非道ぶりにはオックス公も言及してて、それで「国に属さないキングスマン」を立ち上げたわけなので
のんきなイギリスヨイショ的な意図ではないはず。個人的にはセーフ扱い


1・2・本作ファーストエージェントと、まいど思うが13人は多すぎてもてあますらしい
シリーズ化するならちゃんと13人ほりさげて描いてみるのもいいと思うけどな?
改心した敵「罪を犯した俺はもう死ぬことしか…」
オックス公「(自殺を止めながら)お前は過去の名前を捨ててこれから円卓の騎士○○として生きろ」
…とかいうやつ!
さかい

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