いやぁ映画ってほんといいですね

ホテル・ムンバイのいやぁ映画ってほんといいですねのレビュー・感想・評価

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.5
これは絶対に観た方がいい映画。
是非とも多くの人に知ってもらいたい事件。
ややネタバレ有り。


2008年11月26日、インドで同時多発テロが起きた実話。
日本人も死傷者が出ている事件。

その中の一つである5つ星ホテル、タージマ・ハルにVIP含む、大勢の外国人利用者がいたが、テロリストに占拠され、人質や警察関係者や大勢の死傷者が出たとされる。

5つ星ホテルが占拠され、市内から来た警察部隊は全滅。軍の特殊部隊は遠く離れたところにあり、一向にやってこない。

何よりイスラム過激派の恐ろしいところは、自分の命を省みずテロ行為をするところ。

また、ホテル従業員を脅して救助隊を装い、油断させて客室のドアを開けさせるのが余りにも卑劣であり、残忍な行為である。

ただ単に無差別で目の前にいる人だけを狙うのではなく、やり口が非常に巧妙であるところに恐ろしさを感じる。

しかし、絶体絶命のなか、従業員がお客様第一でホテルに残り、テロリストから逃れられるよう誘導したり、避難する姿勢に感服する。

実話ということもあり、映画としては凄くリアルで最初から魅入ってしまう。

""今もいる従業員の多くがホテル ムンバイの戦士である""

余談だが、昔の職場に日本生まれ、日本育ちでよくお客さんからインド人に間違えられる人がいたけど、映画観てたらテロリストの中にそっくりな人がいて複雑な気持ちになった